毎日暑い日が続きますが、親和木材は暑さに負けず頑張っております。
さて、暑さといえば地球温暖化を連想します。温暖化によって、もともと温暖な地域に生息しているシロアリや腐朽菌の活動エリアが拡大することが懸念されています。そういった環境下でも木材に高い耐久を持たせるには、薬剤を注入処理することが必要です。
薬剤注入による防腐防蟻処理は、ウッドデッキ・ウッドフェンス・枕木など、エクステリアでの木材利用には欠かせない処理技術です。今日は弊社の防腐防蟻処理設備を紹介します。
「防腐缶1号 φ1800x7m 使用薬剤 ACQ」
ACQの主成分は酸化銅と塩化ベンザルコニウムです。銅は殺菌効果があることで知られていますし、塩化ベンザルコニウムは医療用消毒液と同じ成分です。処理した木材は緑色の色が付き、ホームセンターなどでも見かけることがあります。長い実績のある薬剤です。
「防腐缶2号 φ1600x5m 使用薬剤 AAC」
AACは、ACQと違い色が付かない無色透明の薬剤です。主成分はDDACでココナッツから生成される天然由来の薬剤です。ヤシの実洗剤の強力なものといったところでしょうか。天然由来成分、無色透明という点が使用する場所によってはこちらを選んで頂くケースが多いです。
当社は上記2種類の薬剤処理設備があり、常時注入依頼も受け付けております。詳しくは担当 吉川まで よろしくお願いいたします。